商業教育>>経営管理科

 
 企業経営の国際化、情報化、サービス産業の拡大等の社会変化を踏まえ、それらに柔軟に対応できる能力と態度を育成するとともに、新たなビジネスを創造する能力や、地域産業の発展に寄与する態度を育成します。

 経営管理科は2年次より3つのコースに分かれます!!
 経営管理科では、2年次から「総合コミュニケーションコース」「マーケティングコース」「会計コース」の3コースに分かれたクラス編成となります。1年生での学習を踏まえ、学習内容への興味関心や将来の進路等も考慮してコースを選択することになります。



グローバルコミュニケーション系
 中国語によるコミュニケーション能力を身に付けさせるとともに、中国語学習を通じて、外国の言語や文化を理解しようとする姿勢を養い、国際化の進展する社会において活躍するための基礎力を身に付けます。
 中国人講師による中国語の授業もあり、2年次では海外(中国)研修を実施します。

情報コミュニケーション系
 コンピュータや情報通信ネットワークを活用するための基礎的な知識と技術を習得するとともに、高度情報社会において主体的に情報を創造し、発信できる、幅広いコミュニケーション能力を育成します。


 生産・流通・消費という経済の仕組みの中で、流通が果たしている機能や役割、商品の種類とその特徴の変化を学ぶとともに、マーケティングに関する基礎的な知識と技術を身に付け、計画的、合理的な経営活動ができる能力を育成します。
 外部講師によるビジネスプラン講義などの起業教育も取り入れています。



 会計の国際化やコンピュータ化に対応するため、ビジネスの諸活動を計数的に把握する知識と技術を学習するとともに、それらを活用して経済社会の変化に柔軟に対応できる能力と態度を身に付けます。
 会計のスペシャリストを目指し、日商簿記検定2級の取得を目標とします。資格を取得することで進学先の幅が広がります。



      山 田  大 輔  (平成25年度 経営管理科卒業)
       東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部(JR東海)

◎高校時代に特に頑張ったこと
検定取得です。コンピュータ部では様々な検定取得に励みました。合否はもちろんのこと、検定を通して「理解する」ことの難しさと、それを達成した時の嬉しさを学ぶことができました。

◎高校で商業を学んだことが今どう生きているか
高校時代に学んで今も大切にしていることは、人との関わりです。働く上で一番大切なことは、人とどう接するかだと思います。 商品を買ってくださるのも商品を売るのも人です。コミュニケーションを図って付き合っていくことはとても大切です。 市岐商では、市岐商デパートなどを通して人と関わることが多いです。そこで学んだことが今の私の基盤となっています。

◎今後の抱負・後輩へのメッセージ
我々が一番大切にしていることは、お客様を安全にかつ時間通りに輸送することです。我々はお客様の命を預かっています。 生半可でできることではなく大きな責任があります。私はそのような会社に勤めることに誇りを持っています。 皆さんが利用してくださるこの会社で、安全安定輸送を支える鉄道員として、日々努めていきたいです。

      村 井  樹  (平成24年度 経営管理科卒業)
       岐阜新聞社編集局報道部記者

◎高校時代に特に頑張ったこと
部活動です。野球部に所属しており、高校時代の思い出はほとんど野球をやっていた記憶しかありません。ですが、勉強をおろそかにしていたわけでもありません。「せっかく商業高校に入学したのだから」と思い、取得できる検定には積極的に挑戦しました。どちらも中途半端にならず、最後までやりきれた自信は今にもつながっていると思います。

◎高校で商業を学んだことが今どう生きているか
簿記やワープロ、エクセルなど、当時は将来どのようにつながっていくのか想像もできませんでした。ですが、大学、社会人へとステップアップしていくに連れ、使う機会も多くなり、学んでおいて良かったと思えることが多くありました。特にビジネスマナーは頭の片隅にでも覚えておいたら、必ず役に立つことがあります。

◎今後の抱負・後輩へのメッセージ
卒業後は進学する人もいれば就職する人もいてばらばらですが、その選択は自分の人生においてとても重要です。ですが、難しく考えすぎず、自分の好きなこと、趣味、夢などをもう一度見直せば、おのずとどの選択が正しいのか分かると思います。私もスポーツ担当記者として、一人でも多くの人を喜ばせられる、楽しんでもらえるような記事を書けるように努力を続けていきたいです。