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■市岐商デパートの歩み
市岐商デパートは、本校創立15周年記念事業の一環として昭和58年からスタートしました。岐阜県下の高等学校の行事として試行錯誤を繰り返しましたが、現在では11月3日の恒例行事として定着し、地域のみなさまにもご愛顧いただいているだけでなく、県内外からもお問い合わせやご利用をいただいており、多くの方が関心を持ってくださっています。
市岐商デパートでは「まごころで明日を拓く」をスローガンに、市岐商らしい商品販売やサービスの提供ができるよう、全校生徒が一丸となって創意工夫を凝らし取り組んでいます。
■模擬株式会社としての取り組み
全校生徒が小売業「株式会社市岐商デパート」の社員・従業員となり、販売・仕入・総務・財務・販売促進・管理・特別事業・企画調整のいずれかの課に属し、活動しています。また、各クラス1〜2売場を担当し、それぞれに売場主任を置き、取引先企業と直接交渉し販売商品の選定や仕入業務を行っています。下級生は上級生のアドバイスを受け、上級生は会社全体を把握しながら下級生へのアドバイスを行っています。教員は助言・指導を行いますが、業務のほとんどが生徒の話し合いで決め進められています。
■総合的な探究の時間
市岐商デパートは年間を通して「総合的な探究の時間」の一環として取り組んでいます。これまでの商業科目で学んだことやこれまでの生活で経験したことも活かし、学年などの枠を越えて探究する場となっています。
■市岐商デパートのねらい
1. 生徒一人ひとりがこれまでの学校生活で学んだことを活かし、主体的に問題解決に取り組む意欲を育てる。
2. 集団の中で活動することで、自己責任の観念やコミュニケーション能力を身に付け、新たなビジネスの創造にかかわる資質を育てる。
3. 働くことの意義や尊さを認識させ、望ましい勤労観や職業観を育てる。
4. 生徒だけでなく、職員・保護者やOB・地域住民とも連携し、「市岐商ブランド」という優れた校風と伝統を意識させる。
5. 本校の教育活動・学習活動について広くPRも行い、多方面からの理解・協力を受けながら、地域に根付く学校づくりを目指す。
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